「天国」 ティントレット 作者:ティントレット 年代:1518-1594年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:アカデミア美術館 パラッツォ・ドゥカーレのサーラ・デル・マッジョール・コンシーリオに描かれたティントレット晩年の作品で、長く世界最大の油彩画としての立場を保持した大作である。 実際の制作は多くの弟子によって進められ、ティントレット自身が関与したのはこの作品の全体構想と素描に限られると一般に考えられている。 何人もの聖人や天使が幾重にも重なって中央のキリストとマリアを取り囲む巨大な画面は、何とも言えない迫力がある。 解説:松浦 弘明(多摩美術大学 講師) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧