デューラーは、キリストとわれわれの間を仲介する者としての使徒の姿を繰り返し描いたが、晩年の『四人の使徒』は、その集大成とも言うべき作品。
描かれているのは、右からパウロ、マルコ、ペテロ、ヨハネ。宗教改革の混乱の最中に、デューラーによってニュルンベルク市へ寄贈されたこの使徒像は、市および画家自身のルター派選択の決意の象徴でもあったようだ。
デューラーは、キリストとわれわれの間を仲介する者としての使徒の姿を繰り返し描いたが、晩年の『四人の使徒』は、その集大成とも言うべき作品。
描かれているのは、右からパウロ、マルコ、ペテロ、ヨハネ。宗教改革の混乱の最中に、デューラーによってニュルンベルク市へ寄贈されたこの使徒像は、市および画家自身のルター派選択の決意の象徴でもあったようだ。