小品ながら極めて巧みな構図を見せるこの作品は当時から有名だったもので、何度か繰り返して描かれている。
フリードリヒの他の作品と同じく、象徴的な意味合いが込められていることは確かと思われるが、その解釈については各説あって定まらない。
描かれている人物は、フリードリヒ自身と弟子のアウグスト・ハインリヒとされる。ただし、ベルリンの新国立絵画館にある同構図の作品では、男女の組み合わせとなっている。
解説:有川 治男(学習院大学 教授)
小品ながら極めて巧みな構図を見せるこの作品は当時から有名だったもので、何度か繰り返して描かれている。
フリードリヒの他の作品と同じく、象徴的な意味合いが込められていることは確かと思われるが、その解釈については各説あって定まらない。
描かれている人物は、フリードリヒ自身と弟子のアウグスト・ハインリヒとされる。ただし、ベルリンの新国立絵画館にある同構図の作品では、男女の組み合わせとなっている。