メムリンクはブルッヘで活動し、祭壇画や小礼拝像に腕を揮った画家。
師はウェイデンであるが、師の作風をより穏やかで優美なものへと変えていった。
この三連祭壇画は中央に玉座の聖母子(右手前に描かれているのは寄進者の姿)、両翼に洗礼者ヨハネと福音記者ヨハネを表している。現在は切り離されている両翼の裏面にはアダムとエバが描かれている。
解説:有川 治男(学習院大学 教授)
メムリンクはブルッヘで活動し、祭壇画や小礼拝像に腕を揮った画家。
師はウェイデンであるが、師の作風をより穏やかで優美なものへと変えていった。
この三連祭壇画は中央に玉座の聖母子(右手前に描かれているのは寄進者の姿)、両翼に洗礼者ヨハネと福音記者ヨハネを表している。現在は切り離されている両翼の裏面にはアダムとエバが描かれている。