「ダナエと黄金の雨」 ティツィアーノ・ヴェチェルリオ 作者:ティツィアーノ・ヴェチェルリオ 年代:1553-1554年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 アルゴス王の娘ダナエは塔に幽閉されるが、ゼウスは黄金の雨に変身して彼女と交わる。 やがて生まれるのが、英雄ペルセウスである。同じテーマの類似の作品がナポリなどに数点残されているが、本作品はスペインのフェリペ二世のために制作されたポエジーア(詩想画)のひとつ。 深紅の帳のある寝台に横たわるダナエの裸身は官能的な魅力に溢れる。 解説:篠塚 二三男(跡見学園女子大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧