「エウヘニア・マルティ−ネス・バリェホ」 ミランダ(フアン・カレーニョ・デ・ミランダ) 題名:エウヘニア・マルティ−ネス・バリェホ 作者:フアン・カレーニョ・デ・ミランダ 年代:不明 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 この醜く太った少女はバルセナスで生まれ、当時5歳であった。 宮廷に仕える道化を描いたベラスケスや記録のために珍しい肖像を残したリベーラといった先例を思い出し、スペイン・バロック美術の流れに沿って考えれば、この奇怪な肖像画にも極めて人間的な画家のまなざしを等しく指摘することができよう。 解説:木下 亮(昭和女子大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧