
本名はヤーコポ・ダ・ポンテであるが、北イタリアの小都市バッサーノ・デル・グラッパの出身であるところから名が付いた。一族には画家が多いが、ヤーコポが最も有名である。
田園や山岳を背景に動物たちのいる『羊飼の礼拝』などの宗教画を好んで描き、次の世紀の風俗画や風景画の先駆を成した。
本作品でも旧約聖書のテーマを借りてあらゆる動物を描き込むなど、彼の本領が発揮されている。
解説:篠塚 二三男(跡見学園女子大学 教授)
本名はヤーコポ・ダ・ポンテであるが、北イタリアの小都市バッサーノ・デル・グラッパの出身であるところから名が付いた。一族には画家が多いが、ヤーコポが最も有名である。
田園や山岳を背景に動物たちのいる『羊飼の礼拝』などの宗教画を好んで描き、次の世紀の風俗画や風景画の先駆を成した。
本作品でも旧約聖書のテーマを借りてあらゆる動物を描き込むなど、彼の本領が発揮されている。