「ノアの方舟に乗り込む動物たち」 ヤーコポ・バッサーノ 題名:ノアの方舟に乗り込む動物たち 作者:ヤーコポ・バッサーノ 年代:不明 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 本名はヤーコポ・ダ・ポンテであるが、北イタリアの小都市バッサーノ・デル・グラッパの出身であるところから名が付いた。一族には画家が多いが、ヤーコポが最も有名である。 田園や山岳を背景に動物たちのいる『羊飼の礼拝』などの宗教画を好んで描き、次の世紀の風俗画や風景画の先駆を成した。 本作品でも旧約聖書のテーマを借りてあらゆる動物を描き込むなど、彼の本領が発揮されている。 解説:篠塚 二三男(跡見学園女子大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧