「バテシバの沐浴」 ピーテル・パウル・ルーベンス 作者:ピーテル・パウル・ルーベンス 年代:1635/38年頃 製法:油彩、板 収蔵美術館:ドレスデン絵画館 旧約聖書に記されたダヴィデ王とバテシバを巡る物語の中でも、王が水浴中のバテシバを見初めるという場面は、宗教主題という場を借りて麗しい女性の裸体を描くことのできる格好のテーマとして、多くの画家たちが採り上げてきた。 ルーベンスは、ここでは異国風の設定の中に、豊満な肉体をそなえた彼独特の女性美の世界を展開している。 あわせて見たい絵画・コラム「ダンテの小舟」 ウジェーヌ・ドラクロワ【コラム】秘められた母親への憧憬(中編):レオナルド・ダ・ヴィンチ/「モナ・リザ」「ピアノを弾く少女たち」 ルノワール (オーギュスト・ルノワール)【コラム】美術の皮膚(130)ゴッホとゴーギャン~傲岸不遜なゴーガン~ スポンサードリンク