世界の美術館

「絵画芸術のアレゴリー」 ヤン・フェルメール

絵画芸術のアレゴリー
年代:1665/66年頃
製法:油彩、カンヴァス

ダウの『医者』のように、ある職業の栄光の寓意(ぐうい)や象徴を交えて描くというタイプの風俗画が、17世紀のオランダにはしばしば見られる。

このフェルメールの作品もその典型的な例で、ここでは画家の仕事そのものが栄光のうちに表されている。

正装した画家が今描いているのは芸術の女神ミューズ。この作品自体がフェルメールの芸術の総決算であり、西洋絵画の栄光の一頂点を成している。