「自画像」 ゴッホ(フィンセント・ファン・ゴッホ) 作者:フィンセント・ファン・ゴッホ 年代:1889年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:オルセー美術館 ゴッホは生涯に約40点の自画像を描き、自らを仮借なく分析し続けた。 激しい発作が繰り返されたサン=レミ時代、9月にようやく小康状態を得た画家は、自画像を3点制作している。 「ぼくはまた元の力を取り戻した[・・・・・・・・]今描き終えた明るい背景の自画像をパリ時代の自画像のそばに並べたら、今の方がずっと健康そうに見えることがわかるに違いない。」 しかし、鋭い眼光はその奥に不安を秘めている。 解説:廣田 治子(多摩美術大学/青山女子短期大学 講師) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧