「ゆりかご」 ベルト・モリゾ 作者:ベルト・モリゾ 年代:1872年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:オルセー美術館 出産のために参加しなかった第4回以外すべての印象派展に出品したモリゾは印象派画家としても女性画家のさきがけとしても重要な人物。 姉のエドマとその子を描いているこの作品は、第一回展に出品され好評を博した。 結婚、育児に阻まれて画業を断念することなった姉の複雑な表情をとらえているともいわれる。 あわせて見たい絵画・コラム【コラム】美術の皮膚(182)マネの黒とマネの闇~そして印象派が残った~「サーカスの客寄せ」 ジョルジュ・スーラ「医師ポール・ガッシェ」 フィンセント・ファン・ゴッホ【コラム】行動派の旅の絵師、北斎 -常に高みを目指し続け、精進を続けた- / 藤 ひさし スポンサードリンク