「アルテミシア」 レンブラント・ファン・レイン 作者:レンブラント・ファン・レイン 年代:1634年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 17世紀オランダ最大の画家レンブラントは、カラヴァッジオ的な明暗法と劇的な一瞬の表現から出発した。 初期の本作では、強烈な光がアルテミシア(ソフォニシバともされる)をバックの闇から浮かび上がらせる。 彼女は今まさに運命の杯を受けようとしており、顔や手の表情に微妙な予感の雰囲気が漂っている。 解説:安發 和彰(東北芸術工科大学 教授) あわせて見たい絵画・コラム「エコーとナルキッソス」 ニコラ・プーサン「没後50年 藤田嗣治展」【コラム】美術の皮膚(73)「印象派物語~日本人の判官贔屓~」「シャルパンティエ夫人と子どもたち」 ルノワール (オーギュスト・ルノワール) スポンサードリンク