「聖アントニウスの誘惑」 ボス(ヒエロニムス・ボス) 作者:ヒエロニムス・ボス 年代:1490年頃 製法:油彩、板 収蔵美術館:プラド美術館 砂漠に隠遁し晩年を過ごした聖人アントニウスが、水辺のほとりで瞑想にふけっている。周囲を奇妙な小悪魔たちが取り囲み、彼を盛んに試している。 しかし、聖人はその攻撃に心乱されることはない。彼のかたわらにはお供の豚が寝そべり、頭巾(ずきん)の右肩には神を象徴する「T」の文字が読める。 解説:木下 亮(昭和女子大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧