「快楽の園」 ヒエロニムス・ボス 作者:ヒエロニムス・ボス 年代:1505-1510年頃 製法:油彩、板 収蔵美術館:プラド美術館 三連の祭壇画で、左から順に原罪が描かれている『地上の楽園』、無数の裸の男女と性的な暗示に満ちた『快楽の園』、巨大な楽器が目を引く『地獄』という構成になっている。 画面全体には明るい色彩のハーモニーと透明感が満ちており、疑いなくヒエロニムス・ボスの代表作である。主題はいまだに議論の分かれるところだが、動物、植物、魚、鳥、馬、果実などを自由自在に組み合わせた不思議な合成物は、ヒエロニムス・ボスの比類ない想像力を示している。(木下) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧