「小鳥のいる聖家族」 バルトロメー・ムリーリョ 作者:バルトロメー・ムリーリョ 年代:1650年以前 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 日常的で写実的な情景描写から、平易に表された宗教性と家庭的な温かさが融け合って伝わってくる。 バロック的なX字型の構図が用いられ、小犬の注意を引こうと振り上げられた幼児イエスの右手に小鳥が握られている。 ムリーリョ初期の特徴である明暗法と細部にこだわる硬質な形体表現が顕著である。(木下) あわせて見たい絵画・コラム「奴隷を救う聖マルコ」 ティントレット【コラム】美術の皮膚(13)「データが思い出させてくれた巨匠」「バッカス」 ミケランジェロ・メリジ・ダ・カラヴァッジオ「聖母子と少年聖ヨハネ(薔薇園の聖母)」 サンドロ・ボッティチェッリ スポンサードリンク