「睡蓮の池、バラ色のハーモニー」 クロード・モネ 作者:クロード・モネ 年代:1900年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:オルセー美術館 モネは妻を失ったのち、ポワシーに住むが、1883年ヴェトゥイユからほど遠くないジヴェルニーに家を借り、やがてそれを買い取って邸内に“睡蓮の池”を築いた。 その池に日本風の太鼓橋を架け、日本の浮世絵に共通する空間のとらえ方で、水に浮かぶ睡蓮の、光による彩りを描き続け、ここで生涯を閉じた。睡蓮の絵では初期のこの作品から、視力を失いながらも描き続けた晩年の大作を思わせる“光と色”の崇高なハーモニーが読み取れる。(高草) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧