「貝殻の子供たち」 バルトロメー・ムリーリョ 作者:バルトロメー・ムリーリョ 年代:1670年頃 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 幼いキリストが、貝殻に汲んだ水を洗礼者ヨハネに与え、仔羊がその二人を見上げる。貝殻は洗礼を象徴するのであろうか。 全体は三角形の構図にまとめられ、子供の愛らしさが溢れる温かみのある画面となっている。 柔らかな筆致と全体を包み込む霞がかかったような金の色調は、ムリーリョ円熟期の作品の特徴である。(木下) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧