「レースを編む女」 フェルメール(ヤン・フェルメール) 題名:レースを編む女 作者:フェルメール(ヤン・フェルメール) 年代:1664年頃 油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーヴル美術館 17世紀後半のオランダを代表する画家フェルメールの代表作のひとつ。 24.5cmx21cmと小品ながら、日常的な時空を超えて、見る者をこの小画面に引き付けるに十分な緊張感がみなぎり、レースを編む女が風俗画としてだけ描かれているのではなく、そこにはフェルメール特有の永遠性を帯びた小宇宙が展開している。 つまりオランダの歴史家ホイジンガの言う「静寂と平和に満たされた憂愁の夢想界」が見られるのである。(橋) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧