「レースを編む女」 フェルメール(ヤン・フェルメール) 題名:レースを編む女 作者:フェルメール(ヤン・フェルメール) 年代:1664年頃 油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーヴル美術館 17世紀後半のオランダを代表する画家フェルメールの代表作のひとつ。 24.5cmx21cmと小品ながら、日常的な時空を超えて、見る者をこの小画面に引き付けるに十分な緊張感がみなぎり、レースを編む女が風俗画としてだけ描かれているのではなく、そこにはフェルメール特有の永遠性を帯びた小宇宙が展開している。 つまりオランダの歴史家ホイジンガの言う「静寂と平和に満たされた憂愁の夢想界」が見られるのである。(橋) あわせて見たい絵画・コラム「ゴッホの肖像」 トゥルーズ=ロートレック【コラム】美術の皮膚(150)カラバッジョ~カラバッジョ狂騒曲~「ラファエル前派の軌跡展」「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像」 ルノワール (オーギュスト・ルノワール) スポンサードリンク