「ローマの聖女パウラの乗船とオスティア港風景」 ロラン(クロード・ロラン) 作者:クロード・ロラン 年代:1648年頃 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 舞台装置のように構成された古代ローマの風景の中を、聖女パウラが娘たちを従えて前景右から進んでくる。 光と空気と水が醸し出す渾然一体となった柔らかな雰囲気は、画家の得意とした古代の風景画の中で繰り返される。 フェリベ四世のブエン・レティーロ宮のために描かれた作品である。 解説:木下 亮(昭和女子大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧