「マグダラのマリア」 リベーラ(ホセ・デ・リベーラ) 作者:リベーラ(ホセ・デ・リベーラ) 年代:1640-1641年頃 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 リアリズムと明暗法の画家リベーラの真髄が発揮された一作である。 簡潔で調和のとれた構図、人体の繊細かつ生き生きとした表現は、対象の内面に肉薄する迫真性を帯びている。 香油瓶を象徴とする悔悟者マグダレーナは、16−17世紀のスペインで特に好まれたテーマである。(本作は聖ターイスを表すともいわれる) 解説:安發 和彰(東北芸術工科大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧