「乾草車」 ボス (ヒエロニムス・ボス) 作者:ヒエロニムス・ボス 年代:1490-1495年 製法:油彩、板 収蔵美術館:プラド美術館 ヒエロニムス・ボスの代表的な祭壇画のひとつ。左にはアダムとエバの登場する『原罪』、右には『地獄』、そして中央パネルには干し草を積んだ巨大な荷車とその前に繰り広げられる奇妙な行列が描かれている。 干し草の上では恋人たちが刹那的な快楽に浸り、画面前景では干し草を袋に詰める修道女たちが描かれている。現世の富への執着を戒めているのであろう。 解説:木下 亮(昭和女子大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧