「黄色い家」 フィンセント・ファン・ゴッホ 作者:フィンセント・ファン・ゴッホ 年代:1888年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ゴッホ美術館 アルルに移ったゴッホは、修道院のような芸術家の集団生活を夢見てラマルティーヌ広場に面したこの黄色い家を借りたが、やって来たのは、結局ゴーガンただひとりであった。 二人は1888年の10月末から2ヵ月ほど一緒に暮らすが、次第にうまくいかなくなり、ゴッホは有名な耳切り事件を起こし、ゴーガンはパリへと去った。 9月に描かれたこの黄色い家の絵には、まだ共同生活にかけるゴッホの期待感が溢れている。 解説:喜多崎 親(一橋大学大学院 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧