世界の美術館

「種蒔く人」 フィンセント・ファン・ゴッホ

種蒔く人
年代:1888年
製法:油彩、カンヴァス
収蔵美術館:ゴッホ美術館

農民の画家たらんとしたゴッホは多くの働く農民の姿を描いているが、『種蒔(ま)く人』は、ただ単にそうした労働の情景であったばかりではない。

ゴッホはそこに福音書の「神の言葉の種蒔く人」の聖なるイメージを重ねていた。おそらくそれは伝道師を志した自らの姿でもあったのだろう。

丸い夕日が種蒔く人の頭にかかり、聖者を表す円光を思わせる。

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