「スター、舞台の踊り子」 エドガー・ドガ 作者:エドガー・ドガ 年代:1876-1877年 製法:パステル、モノタイプした紙 収蔵美術館:オルセー美術館 パリのブルジョワ家庭出身のドガは、社交の中心であるオペラ座の常連であり、練習やリハーサルに立ち会える特権的立場を利用して、特にバレリーナの情景を好んで描いた。 セットの影から今踊り出てスポットを浴びたかのように見えるこの踊り子も、陰で見守る紳士や出番待ちの仲間の姿など、日頃の観察を生かして巧妙に配置されたものである。元の素描と着彩画面との比較のためか、1枚だけ転写したモノタイプにパステルをのせている。(隠岐) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧