「アルルのゴッホの部屋」 フィンセント・ファン・ゴッホ 作者:フィンセント・ファン・ゴッホ 年代:1889年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:オルセー美術館 ゴーガンとの生活の緊張から発作を起こしたゴッホは入院ののちサン=レミで療養生活を送る。そこで彼はアルル時代の傑作と自認する自分の寝室の絵のコピーを2点制作している。 家具と言えば質素なベッドと机、2脚の椅子のみ。それらを平塗りの色彩で簡潔に、堂々と描き出しながら、ゴッホは<絶対的休息>あるいは<眠り>を暗示しようとした。ゴッホにおいては、簡潔な芸術の理想はまた、簡素な生活と結び付いていた。(廣田) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧