ルーヴル美術館, レンブラント・ファン・レイン

「バテシバの沐浴」ー レンブラント・ファン・レイン

バテシバの沐浴
年代:1654年
製法:油彩、板
収蔵美術館:ルーヴル美術館

17世紀オランダの偉大な画家レンブラントの描いた裸体画の代表作のひとつ。

モデルは画家の愛人ヘンドリッキエ・ストッフェルスである。主題はサムエル書から採られている。

ダヴィデ王が沐浴する人妻のバテシバをのぞき見してそのあまりの美しさに恋をしてしまい、使者を遣わしてわがものにしたという話である。ここでは使者が老婆として描かれており、ダヴィデ王の誘いの手紙を手に困惑気味のバテシバの姿が、現実味を帯びた表現でとらえられている。(橋)

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