「バテシバの沐浴」ー レンブラント・ファン・レイン 作者:レンブラント・ファン・レイン 年代:1654年 製法:油彩、板 収蔵美術館:ルーヴル美術館 17世紀オランダの偉大な画家レンブラントの描いた裸体画の代表作のひとつ。 モデルは画家の愛人ヘンドリッキエ・ストッフェルスである。主題はサムエル書から採られている。 ダヴィデ王が沐浴する人妻のバテシバをのぞき見してそのあまりの美しさに恋をしてしまい、使者を遣わしてわがものにしたという話である。ここでは使者が老婆として描かれており、ダヴィデ王の誘いの手紙を手に困惑気味のバテシバの姿が、現実味を帯びた表現でとらえられている。(橋) あわせて見たい絵画・コラム「イサベル王女とカタリーナ王女」 コエーリョ(アロンソ・サンチェス・コエーリョ)【コラム】美術の皮膚(153)カラバッジョ~400年前の灼熱~「天文学者」ー フェルメール【コラム】美術の皮膚(81)「印象派物語~間違いではなくたったの違い~」 スポンサードリンク